清水2-1柏

 11月20日(土) 2004 J1リーグ戦 2ndステージ 第13節
 清水エスパルス 2 - 1 柏レイソル (14:04/日本平/12,424人)
 得点者:'56 チョジェジン(清水)、'83 玉田圭司(柏)、'89 平松康平(清水)

 まず最初に…。
 おかげさまで、来期もJ1で戦えることになりました。

 西サイドスタンドに貼られた多くの横断幕、スタジアム入り直後、
 スーツのまま挨拶する選手など何か異様な雰囲気を感じた。
 (勝った今だから言えることだが、これで負けていたら…想像するだけでも恐ろしい。)


 
 試合自体はやはり年間14位と年間15位チームの試合かな〜?との第一印象。
 守り重視もあったが、どちらも攻めの手番が多く、なかなか攻め込めない時間が続く。
 前半は柏の決定機が1回あったくらいで折り返す。

 後半は中盤がバテた柏から崩れだす。右サイド太田のクロスをチョジェジンがヘッドで
 合わせ、先制!!ここからエスパの怒涛の攻撃が!!…始まらない…

 先制後はディフェンシブに拍車がかかり、また中盤のスペースも空き始めたため
 クリアボールを拾えず、柏の猛攻を受ける。

 エスパも必死に凌いでいたが、とうとう玉田にゴールを割られる。残り7分の同点弾。
 勝ち点3を諦めかけていた(この時点でセレッソリードの報。)後半ロスタイム直前、康平がなんと決勝弾!!
 天皇杯(のシュートミス)よりよっぽど難しい体勢でのシュートを決め、
 エスパルスに勝ち点3とJ1残留をもたらした。

 ゲーム内容は凡戦だったかもしれないが、チーム、スタッフ、サポーターが
 一丸となっていたことは事実であり、それを実感し、体感し、感動をおぼえた。
 ジャーナリズムにその理屈は語れない。

 でも真価を問われるのは残り2試合。
 明日は死に物狂いで挑んでくるセレッソが相手。セレッソもロスタイムに勝ち点3を
 逃し、1回でも負けた時点で入れ替え戦出場が決まる。(柏が勝っても決まる)
 残留が決まったエスパルス、負けたら終わりのセレッソ
 一昨年の例を見ても(神戸3-0清水)、セレッソ有利だろう。

 ただ、来シーズンに向けて動き出さなければならない。あと2試合、最大のアピールで
 シーズンを終えてもらいたい。

 苦手長居でセレッソに引導を渡し、帰ってきてほしい。

 追記:実際は15000人以上いたと思いますが、発表された
    入場者数は約12000人でした。この数字をどう見るか。
    「あれだけやったのに、たいしたことない!」と思うか、
    「満員にはならなかったけど、みんなが一つになれた!」と思うか。
    スタジアムに行った私の感想は後者です。