ラストクリスマス

 数年ぶりにドラマを1クール、しっかり見ました。

 東京ラブストーリーを見ていた世代です。
 作りが何処となく似ていて、懐かしさを感じました。
 このクール(10月〜12月)はクリスマス時期に最終回を
 迎えるので、恋愛ものが多く、しかもハッピーエンドが多い。

 『ラストクリスマス』も前話の終わりからは想像できない展開で
 一気にハッピーエンドになった。ちょっと無理矢理な感は否めないが。
 だって、病気が再発して入院。急に容態が悪化して集中治療室に、
 誰が見たってあの状態では悲しい最終回。
 だけど、最終回の冒頭、いきなり「この状態まで回復すれば…」だって(苦笑)

 最初にも書きましたが、今回は東京ラブストーリー大多亮プロデューサーが
 チーフ。しかも主演は織田ちゃん。「恋愛もの」の王道を描いたものだった。
 東京ラブストーリーにコメディー要素を付け加え、違いを見せようとしたり、
 やり方が古い(序盤にくっつき、中盤揉める、終盤にまたくっつく)のも意識して
 のことだと感じました。

 ここ数年、『月9』というフジテレビの中のブランドは落ちてしまいましたが、
 たまにはこういう『王道』もいいのかな、と思います。

 なんだかんだ言っても、視聴率取ってましたからね。