5年ぶりWリーグ制覇!!

 Wリーグファイナル第4戦
 シャンソン 80-62 日本航空
      (29 1Q 14)
      (19 2Q 19)
      (09 3Q 09)
      (23 4Q 20)

 優秀選手は永田、相澤、河(以上シャンソン)、藪内(夏)、矢代(以上日本航空)。
 MVPは永田。

  (3/16追記)
 仕事を定時にあがって、代々木に向かいました。
 サッカーは自由席(ゴール裏)なのに、バスケはなぜか
 指定席観戦してます。その指定席はなんと1列目。
 以前、ベンチ裏で観戦したことがありますが、それよりも間近で
 見ることができました。

 試合はシャンソンが必要以上に硬くなっていた日本航空をよそに
 スタートダッシュをかけ、あっという間に2桁得点差とし、
 ペースを握る。第1Qは15点差でシャンソンリード。

 第2Qもシャンソンペースで進み、最大26点差まで広がるも、
 日本航空も堀部選手の3Pなどで盛り返し、第1Qと同じ15点差で前半終了。

 エンドが代わって後半。第2Q終盤からペースを握った日本航空
 立て続けにシュートを決め、10点差に詰め寄るも、ペースダウン。
 シャンソンも疲れが出たのか、シュートが落ちたり、ミスを繰り返す中、
 日本航空もシュートが決まらず、第3Qも15点差で終了。
 日本航空に重く圧し掛かる第1Qの点差。
 一方、三木・石川両選手が4ファールだが、シャンソンベンチに笑顔が目立つ。

 最終第4Q。再びシャンソンが加点する中、日本航空がタイムアウト。
 ベンチからは3Pシュートの指示。そして、オールコートでのディフェンスも
 永田選手のフリースロー(2投とも外した)のリバウンドを河選手が奪ったところで
 畑岸選手がファールアウト。ここで万事休す。最後も永田選手が速攻を決め、
 この試合を締めくくり、シャンソンが5年ぶり15度目の優勝となった。

 ファイナルの個人的MVPは石川選手です。薮内(夏)選手への
 ディフェンスはもちろん、オフェンスでも「らしさ」を見せてくれた。
 5年前の優勝をベンチで見つめていた幸子がこんな活躍をするなんて夢にも
 思いませんでした。更なる飛躍を期待しています。

 もちろん、李HCとともに富士通から戻ってきた相澤選手の活躍や、
 キャプテンとして外圧に耐えながら1年間まとめ上げた三木選手、
 リバウンドにブロックに能力を存分に発揮した河選手、
 4年間、悔し涙を流しつづけたエース永田選手の活躍も忘れることは出来ない。
 そして控えメンバーも出場機会こそ少ないものの、コートでプレーしている仲間と一緒に戦いつづけた。

 日本航空はやはりPGの薮内(夏)選手の調子次第でゲームが決まってしまう
 ケースが多く見られた。実際、ファイナルでは徹底的に潰され、自由に
 プレーをさせてもらえなかったと思う。第3戦ではファールトラブル(だけではないが)で
 ベンチに下げなければならない状況にもなった。彼女の代わりが務まる若手の成長が急務か。
 また、矢代選手もファイナルは絶不調だったと思う。
 そんな中、岩村選手や三井選手は生き生きとプレーしていた。来年はもっと強敵に
 なっているに違いない。