第16節 清水0-1FC東京

 7月13日(水) 2005 J1リーグ戦 第16節
 清水 0 - 1 F東京 (19:04/日本平/10,739人)
 得点者:'62 ルーカス(F東京)

 なんというか…。土曜日に見せられてもキツイが、
 平日だともっとキツイ。というか凹む。
 健太監督の「1年に1回か2回」という表現が妥当なのか、
 わからないが、簡単に言ってしまえば「大分戦のような」試合でした。
 (もちろん、いいところもありましたよ。大分戦は今季ワースト)

 共通点は閉じ篭った相手に対して、手も足も出ず、しかも先に失点して
 しまい、ますます困難なゲームにしてしまったというところ。
 東京としては勝ち星に恵まれず、サポーターからも逮捕者が出るなど
 ムードを変えるには勝利しかない状態。攻撃サッカーを捨ててまで、
 勝ち点3に拘った原監督の計算が新米監督の作戦を打ち破った。

 健太監督は好調のテウクを始め、両サイドを使って攻撃するサッカーを
 この試合も選択。スタメンはもちろん、ベンチメンバーも2試合連続
 同じという現状におけるベストチョイスと思われた。
 しかし、引いて守る東京にスペースを見出すことが出来ず、サイドにボールが
 流れても中へ中へ集まってしまい、決定的チャンスを作れずじまい。
 後半、メンバーチェンジを積極的に行うも、ノボリがゲームを落ち着かせてくれた
 以外に流れを変えることは出来ず、逆に3枚目の西野投入時にトップ下にいた
 ノボリをボランチに下げると、シュートも打てない状態になってしまった。
 この交代はいかがなものだったのかと思う。

 試合後、原監督は選手とともにゴール裏のサポーターに挨拶に行った。
 応援しているチームが負けたにも関わらず、原監督の気持ちがとても
 伝わった。エスパにも同じ風景があったはず。その気持ちを忘れずに
 戦いつづけて欲しい。次だ、次!!