第17節 清水3-3G大阪

 7月17日(日) 2005 J1リーグ戦 第17節
 G大阪 3 - 3 清水 (19:05/万博/17,016人)
 得点者:'7 太田圭輔(清水)、'63 フェルナンジーニョ(G大阪)、'65 チョジェジン(清水)、
 '88 アラウージョ(G大阪)、'89 アラウージョ(G大阪)、'89 チェテウク(清水)

 現地へ応援へいかれた皆さん、暑い中、お疲れ様でした。
 BS-iでの観戦でしたが、我が家のゆうなが起きている時は、
 良かったんですが、寝始めてからの3失点…。
 ずっと起きていてくれれば…なんて。(冗談です)

 先日のFC東京戦のパフォーマンスから多くを期待できないだろう、
 というのが本音で、絶好調のガンバをどこまで我慢して抑えることが
 できるかが観戦のポイント。
 久々の先発となった圭輔が積極的に右サイドを駆け上がり、いくつか
 チャンスメーク。先制点も左サイドからのクロスが流れたボールを
 思いっきりの良いシュートを決める。しかし、ここから先の圭輔は
 精彩を欠く。先制点と同じようなシーンで切り返してチャンスを潰したり、
 クロスボールも良くなかった。出足が良かっただけにイメージが継続して
 くれれば良かったのだが。
 守備陣はガンバの決定的なシーンも粘り強く対応し、黒河のファインセーブ連発で
 なんとか無失点で折り返す。

 後半になると、ガンバの攻撃はさらに強力に。前半、大人しくしていた
 フェルナンジーニョが自由になり始める。そんな中、個人技で同点ゴールを
 許し、一気にガンバペース、となりかけたときに相手クリアボールを拾った
 ジェジンが勝ち越しゴール。この1点で落ち着くかと思いきや、セカンドボールは
 ことごとくガンバに。エスパはリードしたものの、ペースを握れない。
 そこから約20分、何とか凌いだが、去年までの仲間であったアラウージョに
 試合終了間際に連続得点を許し、悪夢の逆転。
 万博競技場もガンバの見事な逆転劇に雰囲気は最高潮。(我が家はしょぼーん。)
 しかし、失点の際に交代したノボリからテウクに鋭いパス、これを流し込み
 まさかの同点。このまま、3-3で試合を終えた。

 健太監督曰く、「悔しがっていいのか、喜んでいいのかわからない試合」と
 表現していたが、この言葉はこの試合の全てを物語っている。
 88分間リードしていたが、2分間で逆転され、その直後に追いついたわけだ。
 (勝ち点3があっという間に0になり、落胆していたら1になった。)

 前節のようなホームなのに不甲斐ない戦いや相手の調子を判断すると大敗もありえた。
 黒河のファインセーブがなかったら、前半でゲームは決まっていたという
 見方も出来るわけで、そういう中でのドローゲームは酷かったとはちょっと言い切れない。
 後半終了間際の連続失点というある意味「疲れ果てた」時間を何とか乗り越えて欲しいという
 期待も込め、手放しでよく頑張った、とは言えないが今回はそういう評価をしたい。