頭が冷えて思うこと

 大分まで応援にいかれた皆さん、本当にお疲れ様でした。
 私も週末、発熱で寝込みました。きっとエスパのせいでしょう。(苦笑)
 0-5の惨敗から数日経って、いろいろなことを考えてみました。
 掲示板でも議論されていますが、以下は個人的な見解です。

 ●現有戦力のレベルはJ1レベルではない
  一番最初に思ったこと。1999年のステージ優勝以来、有効な
  戦力補強や若手育成を怠った見返りが森岡や斉藤、テルが
  30代を迎えても不動のレギュラーであることで証明。終盤走り負けしても仕方ない。
  そしてこのベテラン達に引導を渡せない中堅選手のレベルも大きな問題。
  サポミでも話題になったが、チームの中・長期構想がいかに中途半端で、
  またそれ自体も計画どおりに行っていないことを曝け出しただけ。

 ●悪いのは誰?個人のせいではないのでは??
  確かにうまくいかない時、犯人探しは付き物。
  私も大分戦のメンバーには不満がある。
  外れるべき選手が数人含まれているとは思っている。
  個々の能力は限界なんだから、集団としてそれを引き上げるために、
  監督は努力してもらわないと困る。その指導能力に疑問が残るのは
  私も同感。とは言っても、今更変えられるものではないので、
  「奇跡」とか「偶然」とかを信じようかな、といった心境になっている。

 ●4バック、そしてファーストブレイクを貫く健太
  昨年3バックでエラい目に合った。
  DFが相手選手に裏を取られ、追いかけるシーンを何度となく見てきた。
  それを改善するために、健太は4バックで固め、奪った後すばやく
  展開するファーストブレイクを取り入れていたが、結果は昨年と
  大きな変わりはない。上手くいっていた時期(5月の中断前)があったことは事実だが、
  『意識』とか『決まりごと』がその当時と微妙に違う(ブレている)のではないだろうか。
  良い時のサッカーを見ると相手ボールの時のプレッシャーの掛け方、相手との間合い、
  クロスを入れられた時の守り方、統一されていた。
  ただ、守りを重視してしまったことで、攻撃力が落ちてしまったこともあり、修正を
  おこなったあたりでこれらがブレ始めてしまったのであろう。
  攻撃陣のプレーの質も頭を悩ませているはず。


 静岡ダービー!?そんなこと知るか。
  今週末は磐田とのダービー。磐田には負けたくない。それは当然。
  だが、今回は話は別。34試合の中の1試合に過ぎない。勝てば勝ち点3、
  負ければ勝ち点0。ただそれだけ。「プライド」とか面倒なものは
  かなぐり捨てて、各々戦いの場へ。