日本代表の岡ちゃん。一樹、亡き母に捧げるゴール

 スタメンが発表された時、「はぁ!?」って思いました。
 イチがベンチだし、パウロもベンチ。ヤジもベンチ外。一樹がスタメンで戸田がFW登録。
 健太はいったい何を考えてメンバーを決めたんだ?って正直思いました。
 鹿島戦では芝の影響でうまくいかなかったけど、イチを外して岩下って
 いったい何を企んで???

 試合を見たら「カボレ」対策なのか〜って。エスパの右サイドで張っていることが多い
 相手選手の対策としてイチではなく岩下だったのね、と。
 右サイドを崩すというメッセージでイチを使うのだろうけど、攻めあがった裏を取られる
 こととアウェイということを考慮しての起用かな。
 でも、その起用が見事に当たりました。真希も岩下も一樹も。そして戸田も。
 起用した健太も見事だけど、起用に応えた選手も(当たり前だけど)お見事。

 そんな中、試合を決定づけた一樹のゴールと「日本代表」岡ちゃんのゴール。
 一樹は先月、お母さんを病気で亡くして一番辛い時期だったはず。通夜は参列したものの、
 告別式には参列しなかったそうです。それくらい「サッカーをしている俺を見せたかった」
 一樹の男意気。ヴェルディ戦後のヒーローインタビューも涙ぐんでたね。今思うとかなり
 病状がよくなかった中でのプレー、ゴールだったのでしょう。 今回の「ゴール」も
 結果は後付けなのかもしれないけど、努力している姿はみんな見ているよ。感動をありがとう。

 そして、我らが岡ちゃん。
 ホントに逞しいです。何も言うことはありません。臆することなく、代表でよい経験をして
 帰ってきて欲しいです。

 あと、忘れちゃいけないのは海人の抜群の安定感。クロスへの対応やハイボールの処理。
 試合ごとに巧くなっている印象です。激しいポジション争いがよい影響をもたらしているのでしょう。