第5節 清水1-1浦和

 4月13日(水) 2005 J1リーグ戦 第5節
 浦和 1 - 1 清水 (19:05/駒場/15,760人)
 得点者:'25 チョジェジン(清水)、'43 長谷部誠(浦和)

 ベンチに財津、山本真希というフレッシュなメンバーを加えて
 臨んだ敵地での浦和戦。出場機会に恵まれるような展開になれば
 いいな、と思っていましたが。

 前半から強力FW擁する浦和が終始ボールを支配し、攻め込んでくるものの
 クロスをしっかり跳ね返して、決定的な場面を作らせない。
 永井の個人技で突破された場面もエメルソンのシュートミスで助かるなど、
 なんとなく運もあった。
 先制はエスパ。山西選手からのクロスにジェジンがバックヘッドを見事に
 決め、1-0。前半25分の得点だが、これが今日の初シュート。
 この得点までは最終ラインもコントロールされていたが、ちょっとずつ
 守備的な意識が強くなり、ラインがズルズル…
 そんな矢先、サイドに流れたエメルソンの折り返しに
 長谷部がお手本のようなシュート。これが決まり、同点。前節に続き
 前半終了間際の失点に勿体無いというかちょっとガッカリ。

 エンドが変わって後半。リードのなくなったエスパは点を取りに行く、
 というよりも点を取られないようにする、といった感じに見えた。
 点を取りにいっているのだろうが、どうしてもキタジが負傷退場したあと
 のようなクリアして拾われて、クリアして拾われての連続となってしまい、
 苦しい時間が続く。
 浦和の猛攻は更に激しくなるものの、ゴールラインぎりぎりのクリアが2〜3回
 と体を張り、みんなでゴールを守りきり、1-1の同点で試合終了。

 ベンチでこの試合を見つめた財津、真希そしてベンチ入りを逃した枝村、
 試合を観戦した強化選手の藤本。
 みんな出場はできなかったが、きっといい経験になったと思う。

 リーグ戦5試合終わって4分け1敗の15位。決して喜べる成績では
 ないと思うが、去年のことを考えるとまずまず、といえる。
 守備は申し分ないが、攻撃は迫力に欠ける。特に左サイドのテウクが
 思ったほどの活躍ができていないのが気がかり。もう時期、由紀彦もケガから
 復帰するわけだし、若干の微調整があってもいいのかな、と感じる。

 次節はまた「ほぼ裏天王山」ですね。ホームでスカッと勝ちたい!!
 そして王者の旗を!!(忘れ去られている「STAR OF THE MATCH」も!!)