またもや審判が…。

 ドイツW杯出場がかかるウズベキスタンバーレーン
 H&Aで勝ったチームが北中米カリブ海地区との
 プレーオフに進出する。この試合の主審は吉田寿光氏。昨年の最優秀主審で
 もちろん、SRである。
 問題のシーンは1-0でリードしたウズベキスタンがPKの際、味方選手がPKを蹴る前に
 エリア内に侵入してしまったことで、吉田主審が笛。
 本来ならPKの蹴り直しのところをバーレーンの間接FKで試合を再開してしまった。
 ウズベキスタンの猛抗議も日本で見せる「NO!NO!!」で片付けてしまったのだろうか…。
 試合はそのまま1-0でウズベキスタンが勝利したものの、FIFAはこの勝利を
 取り消し、再試合を決定した。
 日本の審判のレベルの低さを改めて露呈し、国際試合で赤っ恥をかいてしまった。

 Jリーグでも土曜日に行われた二つの問題。
 一つ目は大宮対新潟戦トニーニョ(大宮)が混戦の中でハンドを犯したが、
 そのあと、新潟がゴールを奪ったプレー。野田主審は得点を認め、
 ハンドをしたトニーニョに退場(得点機会阻止)を命じた。得点をそのまま認めるなら、
 警告なはずだし、退場ならば得点は認められず、新潟にPKが与えられるはず。
 (日本平で行われたvs浦和戦(鈴木啓太が退場、久保山がPK)のようなシチュエーション)
 この判定に対し、トニーニョの退場処分を警告処分に軽減することとなった。
 (この判断は今日のJリーグ規律委員会で正式決定する。)

 二つ目は横浜対名古屋戦の後半ロスタイム、古賀(名古屋)が中澤(横浜)を
 引っ張ったとして家本主審が横浜にPKを与えられたプレー。VTRを何度見返しても
 古賀のファールとは思えず、しかも2枚目の警告となり退場。その後、横浜は
 PKを決め、同点で試合を終えた。あのプレーが警告になってしまうのであれば、
 DFは相手にプレスするどころか、ペナルティーエリア内では触れることさえ出来ない。
 名古屋の選手の抗議が集音マイクにも乗っていたが「なんで?」というのが
 私の感想。


 やはり審判制度の再考が必要。
 もっともっとレベルアップしてくれないと、困るんですよ。
 アウォーズでブーイングを浴びちゃうようでは困るんですよ。
 審判の名前を見て、一喜一憂されるようでは困るんですよ。
 頼みますよ、高田審判委員長殿。