静岡ダービー圧勝

 失望したエコパの0-3。それを吹き飛ばす5得点圧勝にアウスタはお祭り
 騒ぎ。唯一の不安要素は盛り上がるサポーターの気持ちが
 選手が重荷、プレッシャーと捉えないかということだけ。

 そんな不安はキックオフ直後に良い意味で一蹴された。
 兵働のシュートから得たCKを岩下が押し込んでまず先制。
 10分には華麗なパス交換からフリーのイチがあげたクロスをエダがあわせて
 追加点。そして、岩下のフィードをうまくトラップした兵働が3点目。
 ロスタイムにCKこぼれを押し込まれ失点するも、2点リードで前半終了。
 後半はさすがに磐田も反撃してくるも、集中して守り抜き失点は重ねない。
 劣勢の中、後半のファーストチャンスをエダが決め、決定的な4点目をあげると
 ゴール裏はもうお祭り開始。
 とどめは岩下のフィードからオカが抜け出し、GKの股下を通すシュートが決まり
 なんと5点目。これぞ「カウンター」が見事に決まる。

 もう誰が良かったとかという次元ではなく、ピッチにいるすべての選手が、
 「ダービーは絶対に負けられない」ということを体現してくれた。
 すべてにおいて磐田に勝った結果だったと思う。

 試合後、エダコール、テルコールに続いて沸き起こる「健太コール」。
 それに応えて監督と18人の選手が勝ちロコに揃いました。
 ゴール裏のサポーターとみんなでやった勝ちロコはすごい光景でした。
 家に帰って、スカパーの映像を見ましたが、ゴールが決まるたびに巻き戻しを
 繰り返したため、最後まで見終わったのは深夜になってしまいました。
 それくらい、印象に残るすばらしい試合だったと思います。

 日曜日にアウェイで川崎と、そして水・日と「11.3国立」を懸けて東京との
 対戦が控えています。夏に強いエスパ。真価が問われる3試合になるでしょう。