第15節 清水1-1横浜FM

 6月16日(土) 2007 J1リーグ戦 第15節
 清水 1 - 1 横浜FM (15:04/日本平/15,078人)
 得点者:'63 岡崎慎司(清水)、'87 オウンゴ−ル(横浜FM)

 今シーズンの底(であってほしい)だった東京戦から形を若干変更して臨んだ
 マリノス戦。出場停止のアオのポジションにはすんなり平岡だと思われたが、
 兵働を左SBに入れ、児玉と和道がそれぞれ右にずれた形に。
 平岡にしろ、岩下にしろ、過去の2度(ナビスコ)の対戦で坂田などの瞬間的な
 スピードについていけず失点した反省を生かしてこういう形になったとのこと。
 中盤は浩太を中盤の底に戻し、右にテル、左に淳吾でトップ下はフェル。
 開幕戦のメンバーに戻してきた。
 試合内容に関しては「もったいない」に尽きる。

 この試合で目に付いた選手は3人。
 まずはオカちゃん。風貌からして試合にかける想いが伝わってきた。
 前線からの守備もヤジと二人で精力的にこなし、相手DFに余裕を与えなかった。
 欲を言うならば、決定力が2割でも3割でも増せば、エースになりそうな予感がする。
 どフリーは確実に決めよう。練習から。

 次に浩太。トップ下でもウイングハーフでも結果が出ず、残されたのはボランチしか
 なかった。そのラストチャンスを見事生かした。途中、テルとのダブルボランチ気味
 ではあったが、運動量も多く良く頑張っていた。

 最後はマイナス面が目立った選手。
 東京戦でもそうであったが、後半開始前の円陣の輪に加わるのが非常に遅い選手が
 いる。遡れば現在オーストリアリーグに在籍している選手もそのタイプだった。
 ベテランも中堅もキミがピッチに出てくるのを待っているんだ。何か勘違いをして
 いないか?キミはまだ「王様」になるほどのプレーを見せていないぞ。
 いち早くピッチに来て、チームを鼓舞して欲しい。新人王になったことが悪影響を及ぼしている
 ように見えて仕方がない。こんな気持ちをプレーで払拭させてください。